1990

大阪モノレール

大阪高速鉄道1000系(跨座式/日本跨座式)

記事番号MR07

放射状に発達した大阪都市圏交通網を結合する目的で建設された。車両は4両編成(編成長60.8m)で、ATC/TD装置を装備している。



・電気方式:DC1500V
・車体:アルミニウム合金
・制御装置:他励界磁チョッパ制御
・主電動機:直流複巻 日立製80kW×4/両
・ブレーキ装置:回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
        空油変換キャリパブレーキ
・台車:2軸ボギー台車
    タイヤは4輪ゴムタイヤ
・車両メーカ:(株)日立製作所
(出所:「車両技術192号」「日立評論1991年3月号」)

記事

1000系は平成10年度まで増備され、埼玉新都市交通1050系とともに直流の主電動機を装備して新製した最後の電気車両となった。13年度からは2代目のインバータ車2000系が就役している。
なお大阪空港〜門真市・彩都西間の営業キロ28kmは、日本のモノレールでは最長である。

  • 大阪高速鉄道1000系
    (写真提供:鉄車工)