北九州市の都市圏輸送用として、大阪万博モノレールのATO/CTC、電気指令式空気ブレーキなどの基礎技術を営業用車両として実用化した。車両は4両編成(編成長60.47m)で、ATC/TD装置・ATO装置を装備している。
・電気方式:DC1500V
・車体:アルミニウム合金
・制御装置:電機子チョッパ制御
・主電動機:直流直巻 日立製75kW×4/両
・ブレーキ装置:回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
空油変換キャリパブレーキ
・台車:2軸ボギー台車
タイヤは4輪ゴムタイヤ
・車両メーカ:日立製作所
(出所:「車両技術158号」「日立評論1981年11月号」)
時代背景
昭和47年に「都市モノレール制度」が確立し、北九州モノレール(北九州高速鉄道の愛称)はその適用第1号となった。