1970

サフェージュ式の湘南モノレール

湘南モノレール300形(懸垂式/サフェージュ式)

記事番号MR03

江の島線の通勤通学輸送用として開業した懸垂式のモノレール。
三菱重工業・三菱電機がフランス・サフェージュ社との技術提携で製作した。
車両は2両編成(編成長26.9m)で、ATS装置を装備している。


・電気方式:DC1500V
・車体:アルミニウム合金
・制御装置:間接式抵抗制御
・主電動機:直流直巻 三菱製55kW×4/両
・ブレーキ装置:発電ブレーキ併用直通空気ブレーキ ばねブレーキ
・台車:2軸ボギー台車
    タイヤは4輪ゴムタイヤ
・車両メーカ:三菱重工業(株)
(出所:「車両技術116号」)

時代背景

日本のサフェージュ式は昭和39年に開業した名古屋市交通局・東山公園線(昭和49年廃止)で試用された後、湘南モノレールに採用された。

記事

湘南モノレールでは平成16年から4代目の5000系が使用されている。

  • 湘南モノレール300形
    (写真提供:鉄車工)