電車>車体>木製・鋼製>1923年 を参照
創始期の電車は全長10m程度の4輪単車でスタートしたが、輸送量が増加したことから、大正10年代にはボギー車の17m級車体が採用されるようになった。しかし木製車体では強度の問題もあることから、諸外国で実用化されていた鋼製車体の製作がはじまり、1923年に川崎造船所(現在の川崎重工業)・田中車輛(現在の近畿車輛)で製作した神戸市電G車を皮切りに半鋼製車が誕生した。
・電気方式:DC600V、架空複線式
・車体:半鋼製
・制御装置:直接式
・主電動機:WH社製19kw×2
・ブレーキ装置:GE社製直通空気ブレーキ
・台車:ブリル社製79E-2 2軸台車
・車両メーカ:川崎造船所・田中車輛
(出所:「日本の電車物語」「最新電動客車明細表及型式図集」)
記事
1923年(大正12年)に200形に改番