1991

桃花台新交通100系(愛称:ピーチライン)

日本車輌製造株式会社として初めて営業線の新交通を納入

記事番号NT12

 愛知県新中京圏陸上交通整備調査会議報告(平成元年3月)において、桃花台ニュータウンと、その周辺地域から発生する交通需要に対処するため、将来的に桃花台ニュータウンから高蔵寺ニュータウン方面への延伸が構想され、尾張北東部の重要な公共機関として桃花台線が建設され桃花台新交通100系が導入された。ワンマン運転。
その後、桃花台ニュータウンの人口想定が減らされたため廃線となった。

・電気方式:DC750V, 中央案内方式
・編成:4両固定編成(Mc-M-M-Mc)
・車体:炭素鋼、一部ステンレス
・制御装置:サイリスタチョッパー制御、回生ブレーキ付
・主電動機:直流分巻補極付丸型自己通風開放型電動機(定格:110kW, 375V, 330A、
      1台/車)
・ブレーキ装置:電空併用電気指令式電磁直通ブレーキ
  (常用:5段、非常:1段、空油変換で油圧出力ディスクブレーキ、
   保安ブレーキ・駐車ブレーキ付)
・台車:1軸ボギー台車、独立懸架方式、空気ばね支持、差動減速装置付、
    タイヤは、、中子式補助輪付気体入りゴムタイヤ
・ATS/ATC:ATC装置
・車両メーカ:日本車輌製造(株)
          (出所:車両技術(鉄車工)、Wikipedia)

  • 桃花台新交通100系(愛称:ピーチライナー)
    写真提供:日本車輌製造(株)