TR40形台車 TR37形の客車版
電車用台車TR37形を基本とする客車用のTR40は、当時量産が進められていたオハ35系の戦後型に制式採用され、本形式を遙かに上回る数が量産された。この台車は43系客車用TR47へ発展し、これは10系軽量客車用TR50が完成するまで改良を重ねつつ多数製造されており、本形式の設計は一定の成功を収めたことになる。
時代背景
仕様
軸箱支持装置: ウィングばね式
枕ばね装置: 2列重ね板ばね
牽引装置: 揺れ枕守+心皿
軸距: 2,450 mm
車輪径: 860 mm仕様
台車枠 - 鋳鋼組み立て式