1964

ロータリー式除雪機関車DD53形にDL15Bブレーキ装置を採用

DL15Bブレーキ装置

記事番号LB150

単独ブレーキは、制御管を減圧することにより機関車にブレーキが作用する自動空気ブレーキを採用(ナブコ70年史)

※機関車DD53形は、DD51形(1962年)の記事に記述があります。

記事

ブレーキ弁に新設計のカムでポペット弁を開閉し、セルフラップ方式のSE15ブレーキ弁、各弁類は膜板・ゴム弁化、制御弁は初めて三圧力式(C制御弁)が採用、又、銅管配管により弁類のユニット化した管座の15ブレーキ制御装置が採用された。
この装置はそれ以降制作されたDE10形,DE11形,DD16形及びラッセル形除雪機関車
DE15形などに広く使用されるようになった。(DL15BのBは、片運転台の意)

  • DL15B系空気ブレーキ装置ツナギ図(重連形)
    出所:JREA Vol.24 No.12

  • SE15B ブレーキ弁
    (出所:ナブテスコ(株))

  • C15J ブレーキ制御装置
    (出所:ナブテスコ(株))