第二次大戦後、動力の近代化を目指して多くのディーゼル機関車が開発・製作されたが、戦後、国鉄最初の電気式ディーゼル機関車DD50及びDF50にそれぞれEL14B(重連形)及びEL14A(非重連形)ブレーキ装置、液体式ディーゼル機関車DD11にEL14及びDL14系ブレーキ装置が採用された。
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EL14系ブレーキ装置は、ET6ブレーキ装置と同じ仕様で重連形(片運転台)に加えて、非重連形(両運転台)で運転台の切り替えが出来る構造のブレーキ装置。
電気機関車用のウェスティングハウス式EL14空気ブレーキ装置をディーゼル機関車に使用。
ET6ブレーキ装置は、重連時に本務機関車の単弁で重連機関車のブレーキをかけることができないが、EL14系ブレーキ装置では釣合管があれば、それが可能になる。