1875

英国で安全ブレーキに関するコンペで真空ブレーキが入賞

真空ブレーキ装置

記事番号LB90

英国のNewark,Lincolnshireで安全ブレーキに関するコンペを行った結果、ジョージ・ウェスチングハウスの真空ブレーキ装置が入賞した。(Wikipedia)

記事

1830年の事故以降、機関車に客車を連結した場合に運転手のブレーキ操作によって客車にもブレーキが作用するブレーキシステムの検討が進められて1869年に米国のジョージ・ウェスチングハウスが、22歳のときに空気ブレーキでブレーキに関する最初の特許を取っている。(1869年参照)
自動真空ブレーキは、車両に空気菅を引き通して通常は真空にしておいてブレーキ操作で空気圧を供給してブレーキを作用させるブレーキシステムである。
このシステムは、列車分離した場合、空気菅は1気圧となることから自動的に全車にブレーキが作用するフェイルセーフを図ったブレーキシステムである。