DF40形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)で試用された電気式ディーゼル機関車である。
1955年に神戸の川崎車輛兵庫工場で1両が製造された。
本形式はのちにDF91形(2代)と改称されるが、それ以前にも同じDF91形を名乗る機関車が存在した。(wikipedia)
生産技術
エンジンは川崎車輛がドイツのMAN社との技術提携を元に製作したV形12気筒 1,200馬力。このエンジンは、第二次世界大戦中のUボート用を祖とする一連のMAN社製ディーゼルエンジンシリーズに属し、のちにDF50形500番台に採用されている。 車体は箱形で全体的に丸みを帯びており、円形の側窓が特徴的である。
・重量:75t
・軸配置:C-C
・機関:川崎重工業V6V22/30×1基
・連続定格出力:1200PS/900rpm
・動力伝達方式:電気式(主発電機出力:730kW、川崎車輛自社製)
時代背景
戦後、日本国内の車両メーカーは国鉄および日本国外への売り込みをはかるべく、独自の機関車を設計・試作した。
それらの試作機関車のうち、本線用として製造されたのが、本形式である。
記事
連続定格引張力:10800kg/21.4km/h
最大運転速度:75km/h