1932

鉄道省初の国産 機械式ディーゼル機関車 DB10形

DB10形

記事番号L50

 日本初の純国産ディーゼル機関車。
 動力伝達は、機械式。
 1932年(昭和7年)に8両が製造された。

・動力伝達方式: 4段変速の機械式
・ブレーキ装置: ドラム式ブレーキ
・軸配置: B ロッド駆動の2軸車
・運転整備質量 10.5 t

生産技術

 エンジンは、池貝製作所または神戸製鋼所製のディーゼルエンジン(4気筒 50PS/1,000rpm)を使用。
川崎車輛、日本車輌製造、日立製作所が車体および組み立てを担当した。
初の純国産ディーゼル機関車であり、実用化までには多くの改良を必要とした。(wikipedia)

時代背景

 第一次世界大戦後の世界的な不況を受けて鉄道経営も合理化を求められるなかで、入換等の作業を蒸気機関車からディーゼル化し、人件費と燃料費の節約を図ることが計画された。

記事

・最高速度25km/h
・全長 6,000mm

  • DB10形
    出所:日本の内燃車両(鉄道図書刊行会)

  • DB10形
    出所:100年の国鉄車両(交友社)