1986

旅客需要に応える特急格上げ目的の置換車製造

国鉄キハ185系

記事番号N345

老朽化した急行形キハ58系、キハ65形の置換と急行列車の特急格上げを目的に主に四国向けに開発され、52両が製造された。
ブレーキは応荷重付CLE電磁自動空気ブレーキであるが、120km/h対応のため、増圧付のU4A応荷重弁が使用されている。
ブレーキ制御装置は、C56ブレーキ制御装置で、E制御弁が使用されている。
空気圧縮機は、C600となっている。

時代背景

国鉄の分割民営化を控え、四国の経営安定化が必要とされていた。短編成で小単位輸送に用いることや徹底したコストダウンも求められていた。