1979

老朽化特急車の代替車製造

国鉄キハ183系

記事番号N336

キハ80系の代替用として、主に耐寒耐雪機能に留意した北海道向けに開発された特急形気動車で、1988年までに169両が製造された。
ブレーキは応荷重付CLE電磁自動空気ブレーキであるが、120km/h対応のため、増圧付のU4A応荷重弁が使用されている。
ブレーキ制御装置は、C36ブレーキ制御装置である。

時代背景

北海道内では1961年以来キハ80系が使用されてきていたが、設備の陳腐化、故障多発が見られるようになり、雪と寒さに強い特急形の開発が望まれていた。