新系列気動車開発の先駆けとしてキハ90形、キハ91形の試作が行われた際、CLE電磁自動空気ブレーキ装置が開発された。このブレーキ装置は、その後の最高速度120km/hの特急キハ181系用16CLE自動空気ブレーキ装置の基本となった。(ナブコ技報Vol.76)
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自動セルフラップ式のSE16形ブレーキ弁と差圧検出器を用いたユニークなブレーキ装置であった。
空気圧縮機はエンジン直結歯車駆動でエンジン冷却水を循環利用する水冷式のCW750圧縮機であった。この圧縮機には、日産セドリックのエンジン部品(ピストン、リング、連棒等)が使用された。