1960
国鉄キハ60形、キロ60形(試作車)
記事番号N250
ブレーキの末端で空気圧を油圧に変換する増圧シリンダ及び油圧シリンダが初めて採用された。空気ブレーキとしては、性能面から中継弁を用いたDAR1自動空気ブレーキ装置が採用された。その後、昭和36年の信越線用急行形キハ57形、キロ27形に実用化された。(ナブコ 70年史)
この試作車では、気動車としては初めてディスクブレーキ(車輪ディスク式)を用い、台車スペース上の問題から制輪子押し付け機構に小形の油圧シリンダを用いた。
キハ60形出所:100年の鉄道車両(交友社)
キロ60形出所:100年の鉄道車両(交友社)