1953

圧縮機同期駆動装置の導入

国鉄キハ45000形(後のキハ17形)

記事番号N230

2両を単位編成とし10両まで連結運転を可能とする総括制御方式の液体式気動車キハ45000形(後のキハ17形)の量産が開始された際、空気圧縮機相互の負荷を均等にするため圧縮機同期駆動装置(圧縮機アンローダ弁の一斉制御)が導入された。
以降、一般形気動車には制御弁にKU弁が使用されるまで、圧縮機同期駆動装置付のDA系自動ブレーキ装置が基本として用いられた。(ナブコ技報Vol.76)

  • 国鉄キハ45000形
    写真提供:日本車輌製造(株)