電化を前提とする3線区用として総括制御式内燃動車として2両または4両編成のキハ44000電気式ディーゼル動車が作られた。空気ブレーキ装置は、各部品ならびに取扱を電車と共通とするためM23ブレーキ弁、A動作弁および小形ブレーキシリンダ2個を使用したDA1空気ブレーキを採用した。キハ44000形以降の国鉄気動車はA制御弁を使用した元空気ダメ管を引き通したDA自動空気ブレーキ装置(片運転台付車DA1、両運転台付車DA1A、運転台なし車DA2)が採用された。これにより長大編成が可能となった。
ブレーキシリンダは車体装架として各台車用に2組設け安全性を向上させた。(JREA Vol.25)