1960
大阪市交5000形、阪神電鉄5201形(ジェットカー)
記事番号C472
日本で営業運転車両として初めて基礎ブレーキ装置の保守・補修作業の省力化のためにユニットブレーキが採用された。
従来、台車においてブレーキシリンダ、隙間調整器、テコリンク等がバラバラにぎ装されて隙間調整作業が車両保全作業の3K作業と言われていた。また、テコリンクの摩耗によってブレーキ効率の低下等が問題となっていた。そこでブレーキシリンダ、自動隙間調整器及びテコを一体化したユニットブレーキが開発された。
ユニットブレーキナブコ ナブコ70年史