北海道内での使用に留意し、厳しい気象条件に適合した「雪と寒さに強い」特急形気動車として開発が進められたキハ183系用台車。
キハ183系は、1979年に先行試作車183-900番代が12両完成し、1980年から1年半の試用の後、1981年10月から量産車の使用を開始した。
車体直結式の空気バネ台車で、円筒案内式の軸バネには雪の侵入を防ぐエリゴばねを用いた。動力台車は DT47 形、付随台車はTR233 形である。
量産に入って台車は軽量化されたDT47A・DT48A・TR233Aに変更された。
最高速度は基本番台と共に新製時は100km/hだったが、後に対応工事がなされ110km/h運転を可能としている。(Wikipedia)
生産技術
枕梁上には防雪ヒータ、枕梁貫通穴には防雪羽根が付く。
記事
仕様(DT47)
車体支持機構 - 車体直結ばね横揺れ式
枕ばね− 空気ばね
台車枠−鋼板プレス
軸ばね−エリゴばね
軸箱支持装置−円筒軸箱守式