1969

急勾配向け大馬力特急車用台車(DT40)

キハ181系用 DT40、TR219

記事番号T210

 181系2次車(キハ181-5〜49)は駆動台車DT40、付随台車TR219Bを使用している。後にDT40B、TR219Dに変更。
 これは、DT36B、TR205Bの基礎ブレーキをディスクブレーキに変更したもの。また、後年、軸箱支持方式がペデスタルに変更されている。

生産技術

 台車内連続二軸駆動のため、せり合いトルク防止用に、車軸の直径差1mmを設定。
 空気差圧式の空気ばね内臓アンチローリング装置を設けている。

記事

仕様(DT40)
車体支持機構 - ばね横揺れ式
枕ばね− 空気ばね
台車枠−鋼板プレス
軸ばね−コイルばね
軸箱支持装置−ウイングばね配列リンク式

  • 国鉄キハ181写真
    写真提供 日本車輌製造(株)