1958

全溶接構造台車枠(DT22)

DT22

記事番号T120

DT19形に使われていた枕ばねのゴムばねに代わり、2列のコイルばねと衝動減衰を目的とするオイルダンパで構成される枕ばねのスイングハンガー式揺れ枕方式のDT22形でキハ20-200代以降に採用された。

生産技術

DT19と同様の側梁溶接構造に加え側梁と横梁の結合を溶接とした一体構造としている。
電車用DT21と同じプレス形に合わせるなど共通化が図られている。軸距は2100mmでDT21と同じである。
基礎ブレーキ装置は片押し式でブレーキシリンダは台車枠の取り付けではなく、車体取り付けとしている。

記事

仕様(DT22)
車体支持機構 - 揺れ枕つり式
枕ばね− コイルばね+オイルダンパ
台車枠−鋼板プレス
軸ばね−コイルばね
軸箱支持装置−軸箱守式
軸距− 2,100 mm