初期はアーチバー型フレームの台車枠に軸ばねなしでコイルばねの枕ばね方式の貨車と同様の従台車である。駆動は固定軸側としている。三重鉄道ジハ31〜34用では軸受が平軸受で車輪軽は400mmと小さい。これ以降はころがり軸受を採用している。
昭和5年の播丹鉄道レカ10〜13用の台車からはコイルばね軸ばねと板ばねの枕ばね方式とし、車輪径は864mmと大きくなっている。
(資料 三重鉄道ジハ31写真)
(資料 ジハ31用片ボギー台車)
生産技術
側梁を帯状の平板を曲げて構成し部材の接合は全てボルトで行なう方式としている。