昭和10年、大形車用に開発したGMH17ガソリンエンジン(153PS/1300rpm)を搭載したキハ42000が製造された。
昭和11年にはディーゼルエンジン(三菱、池貝、新潟製)を搭載したキハ42500が3両製造された。
生産技術
1936年に、GMH17をベースに日本国内の鉄道車両用機関の有力メーカー3社、新潟鐵工所、池貝鉄工所、三菱重工業によってディーゼル化したエンジンが試作されキハ42500形という車両形式として搭載された。
この時試作されたのは3種で、いずれもGMH17を基本とする縦型8気筒150馬力級ディーゼル機関であった。これら3種による試験の結果、国内生産が容易な渦流室式の採用が決定され、鉄道省と試験に参加した3社と川崎車輌、神戸製鋼所の共同設計で標準型8気筒150馬力級ディーゼル機関の設計と試作が行われた。
戦時体制への移行で機関の開発が中断され、実車試験は実施されなかったが、この機関が戦後のDMH17系ディーゼルエンジンの原型機となった。(Wikipedia)
記事
ディーゼルエンジンの搭載はごく一部に限られ本格的採用は戦後となった。