1927

単端式軌道自動車用 ガソリンエンジン

井笠鉄道 ジ1、2用

記事番号G10

単端式軌道自動車はフォードT型ガソリンエンジン、フォード製クラッチ及び変速機を前部のボンネットに搭載し、後軸の減速機に推進軸で伝達する機械式動力伝達方式である。逆転装置は装備していない。

生産技術

バスの動力装置を参考にして鉄道車両用にアレンジしている。ボンネットはバスの形状に似て、放熱器などのも収納している。エンジン、変速機は自動車用を輸入していたが減速機は自動車用が使用できないため、日車にて設計、製作している。
エンジン出力: 20PS/1500rpm

時代背景

自動車の動力装置が普及したことにより、これらを使用することで気動車が低価格で製造可能となった。