キヤ191系の老朽置き換え用として2002年に新潟鐵工所で3両1編成が新造された。
生産技術
車体は構造は、同時期に製造されたE491系軌道電力総合検測電車と同じアルミ型材を使用した。アルミ車体の気動車としては、391系ガスタービン車以来、ディーゼルエンジンを搭載した車両としては、国内初の車両となった。
編成は、Mzc+Mz+Tzcの3両1編成。Mzcには、信号・通信関連の検測。Mzには、電力関係の検測、Tzcには、軌道検測。軌道検測車は、従来のマヤ検のような3台車方式ではなく、2台車方式が採用された。
車両制御には、DICSによる多重伝送制御方式が採用されている。
駆動機関は、カミンズ製N14R。コンバータは自冷式多段変速のDW22が採用された。また、発電システムにはCSU(定回転装置)が採用されているが、駆動機関と変速機の検修周期が異なり、個々に着脱が可能な構造としたため、コンバータ側に内蔵された。このため構造上、駆動機関と変速機は推進軸にて連結されることとなった。
中間に非接触式建築限界測定車通称「光おいらん」を挟み込むことが出来る。(一部Wikipedia参照)