2001

特急形液体気動車 (JR西日本 キハ187系)

JR西日本 キハ187系

記事番号K380

キハ187系気動車はJR西日本の特急形気動車である。
島根県鳥取県内の山陰線高速化計画に基づき、新造された。制御付自然振子を採用し、最高速度130km/hを実現し、山陰地区の都市間移動時間の短縮を果たした。

生産技術

山陰本線をはじめ山陰地区の路線は急勾配・急カーブの区間が多いことから、大出力のエンジンと振り子装置を搭載している。
本系列は国鉄分割民営化後、JR西日本が最初に設計・製造した特急形気動車で、今後の取り扱いや保守などを考慮してシステムの共通化と車両の標準化を目指すため、電車と気動車の共通化・標準化が考慮されており、その中で車両のシステムや構造を簡潔にするために、部品数を減らしたり、共通化が進められた。(Wikipedia)
車体:ステンレス構体。低重心化と軽量化が図られている。
機関:コマツ製SA6D140H (450PS/2,100rpm) 。1両につき2台
列車情報制御装置 (TICS)による電気制御方式が採用されている。(223系電車に準拠)

  • JR西日本キハ187系
    写真提供 新潟トランシス(株)