キハ75形気動車は、JR東海の気動車。1993年、快速「みえ」用として2両編成6本(12両)が日本車両で製造された。
国鉄時代からのキハ58系・キハ65形気動車の車両の老朽取り替えを目的として設計・製造された。1993年(平成5年)から営業運転を開始。(Wikipedia)
1998年に武豊線及び急行「かすが」用として28両増備された。
生産技術
311系電車と同様にステンレス製の車体。両開きの客用扉が片側3箇所。
床面高さを1140mmと低床化を図り、出入口のステップレス化を実現した。
エンジンはカミンズ社製C-DMF14HZB (350ps) を各車両に2基ずつ搭載。
変速機は新潟コンバータ製C-DW14Aでトルクコンバータを用いる変速段が1段に加え、直結段が2段となっている。
変直及び速度段切換えは1両内2基の変速機に時差を与えて切換え動作中に減速することなくまた、切換ショックを低減させるような制御方法を採用した。
最高運転速度は120km/hで、キハ85系と同等の性能を有する。
エンジン: カミンズ製C-DMF14ZB (350PS/2000rpm)
液体変速機: 新潟コンバータ製C-DW14A
台車: C-DT60