国鉄鹿島線として建設の路線が第三セクター鹿島臨海鉄道大洗鹿島線としての開業に際し、日本車輌で6両製造された両運転台、便所付一般型ディーゼル動車である。冷房装置としてバス用クーラを搭載した最初の気動車である。
駆動装置はキハ37に倣い直噴エンジンを採用している。本形式車両は平成5年までに19両製造されいる。
生産技術
車体は鋼板製で車体長19.5mである。冷房装置はこれまでの優等気動車のディーゼル発電セット+冷房装置に代わり、バス用床下冷房ユニットから冷風ダクトで天井に導きラインフローで全長に亘り吹きだしている。
エンジン: 新潟 6L13AS(230PS/1,900rpm)
液体変速機: DF115
台車: ND217 (動台車)
ND217T (従台車)
時代背景
乗客へのサービス向上として一般型にも冷房設備の搭載要望が出てきた。
記事
バス用クーラはこの後、新製のキハ185、第3セクタ向気動車や既存のキハ40等に改造で装備されている。