地方鉄道の近代化の要望に応えるため製造された標準的な気動車で国鉄キハ20形の台車/駆動装置をベースにしている。長手腰掛を使用すなど顧客のニーズを取り入れている。昭和36〜50年の間に日本車輌製造で10両製造された。
同様の思想で、類似車が同和鉱業小坂向に昭和37〜42年の間に7両製造されている。
生産技術
車体構造はキハ20系と同様としている。
エンジン: DMH17C(180PS/1500rpm)
液体式変速機: TC2
製造コストを抑えるため、主要部品を既存の国鉄向を使用し車体/台車はなるべく共通設計を図っている。
時代背景
地方鉄道では、無煙化によるディーゼル動車への置き換えや老朽化した旧型車両の代替車の要望が出てきた。