キハ58系気動車は、国鉄が1961年に開発した急行形気動車(ディーゼル動車)で、キロ28形・キロ58形・キハ28形・キハ58形・キユ25形などがある。
1969年まで大量に増備され、1960年代から1980年代にかけて幹線・ローカル線を問わず、日本全国で急行列車を中心に投入された。(Wikipedia)
北海道用が「キハ27形・56形」、碓氷峠通過仕様(横軽・アプト区間対策車)が「キハ57形」である。
生産技術
特急形気動車と同様に浮床構造を採用し、キハ55系に比して10cm拡幅された2,944mmの広幅車体となり、車体裾は絞り込まれている。
国鉄車両としてはあまり例のない張り上げ屋根構造を採用。全体の形態はキハ55系より格段に洗練された。これは、曲線区間でも雨樋が車両限界外へはみ出さないようにするため。また、客用扉の幅も拡大され、850mmとなった。(Wikipedia)
1960年に特急列車用として開発された、水平シリンダー型のDMH17Hディーゼルエンジン(180ps/1,500rpm)を搭載。
これに従来の標準型液体変速機である振興造機TC-2Aないし新潟コンバータDF115Aを組み合わせた。
記事
※注:キハ58系は、気動車のグループを便宜的に総称したもの