1937

電気式ディーゼル動車による編成列車の始まり (キハ43000)

鉄道省 キハ43000

記事番号K110

当時設計主任であった島秀雄氏の指揮の下で設計された、鉄道省で独自開発した大型ディーゼルエンジンを搭載する、総括制御方式の電気式気動車である。

当時ドイツやアメリカなどで流行していた流線型高速ディーゼルカーに範を求め、動力車のキハ43000形2両と付随車のキサハ43500形1両(キハ43000-キサハ43500-キハ43001)のMTM3両で1セットとなる編成を構成。(Wikipedia)

生産技術

3両1編成が1937年3月に神戸の川崎車両兵庫工場で製造された。

・エンジン仕様
43000
 DM37 240PS
 発電機 150KW(東芝製)
 電動機 80KW×2(三菱電機製)

  • 形式 キハ43000
    出所 「100年の国鉄車両」(交友社)