1931

日本初の電気式ディーゼル動車 (キハニ36450)

鉄道省 キハニ36450

記事番号K70

大形電気式ガソリン動車が造られ、彦根〜長浜間で使用された。
キハニ5000と本車両キハニ36450とが試作車として先鞭となった。この経験を活かした形でこの後、気動車が本格化する。

生産技術

一端に機関室を設け機関と発電機が搭載され、この部分は3軸ボギー台車で支え、もう一端の客室側は、80kW電動機2個で駆動する2軸ボギー台車としている。(100年の国鉄車両、交友社)

機関出力 200PS、発電機135kW
自重    49.4t
製造 日車、川車
機関製作 池貝 

  • 鉄道省キハニ36450写真
    写真提供 日本車輌製造(株)

  • キハニ36450 機関室
    出所 「100年の国鉄車両」(交友社)