JR東日本E2-0代(日車製のJ5,J6編成)で側・屋根を大型中空形材によるダブルスキン構造とした構体を持つ新幹線車両が,1997年に初めて営業投入された。
E2-1000は、床もダブルスキン構造としている。
1997年に完成したJR東海700系の量産先行試作車においては、コンバータ・インバータ駆動装置をGTOからIGBT化することにより軽量化分を快適性向上のための投資として振り向け、屋根構体と側構体に中空押出し形材を使用したダブルスキン構造とし、多少の重量が重くなることを許容した。(「金属」Vol.70(2000),No.2)
生産技術
新幹線において、側・屋根に大型中空形材を使用する目的としては、剛性の向上、遮音性の向上、製造コストの低減が挙げられる。