セルポレー式蒸気動車を実用導入した最初にして唯一の例は、1905年の瀬戸自動鉄道(後の瀬戸電気鉄道、現名古屋鉄道瀬戸線)であった。(WEB)
生産技術
この小型車は4輪車で、セルポレーの特許による高性能なフラッシュボイラーを搭載していたが、当時の日本の技術では構造が複雑で使いこなせず、整備困難で、故障も多発した。(WEB)
・車体長 23'-1 1/4"
・定員 30人
・重量 7t
・車体番号 各A,B,C号(フランス製)
A, B 1904年11月製
C 1903年11月製
このC号は、以前東京馬車鉄道が購入したがゲージが合わず使用しないまま保管されていた車両で、これを改軌して再起させた可能性がある。
(RM LIBRARY 103 「日本の蒸気動車(上)」湯口 徹著ほか)