VVVF車で初めてT車優先遅れ込め制御付回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ装置(空制補足は多段式中継弁とブレーキ演算装置・電空変換弁の空気演算によるアナログ補足)が大阪市交通局20系に採用された。(「わかりやすい電気指令式ブレーキ」((株)交友社))
記事
VVVF車は、滑走時の再粘着特性が優れていることより電気ブレーキ力を粘着限界まで取れることより、回生率がアップして、より省エネルギー化が図られた。
しかし、回生ブレーキが減少した場合、M車に補足空気ブレーキを作用させると粘着限界であるため滑走の危険性があるため、この時は、まずT車から補足空気ブレーキを作用させてT車の必要ブレーキ力になったらM車に補足空気ブレーキを作用させるT車優先遅れ込め制御が採用された。