2003

在来線ATCのデジタル一段ブレーキ制御 開始

JR東日本 京浜東北線 南浦和−鶴見間 D-ATC

記事番号S250

減速時に車上主体型のパターン制御により、車両性能に応じたブレーキ扱いを行なうデジタル式のATC一段ブレーキ制御方式を209系に車上装置を取付け改造を実施した後、2003年12月21日に南浦和駅 - 鶴見駅間で使用開始した。乗り心地の向上や保安性の向上、スピードアップによる運転密度の向上が図られている。
D-ATC (Digital-ATC)

生産技術

地上から伝送されるデジタル電文の不足情報を車上の路線データベースで補う方式

時代背景

在来線ATCの列車密度向上

記事

2005年4月 山手線用D-ATC車上装置をE231系電車に搭載完了。

  • ディジタルATC[D-ATC]運転台(JR東日本)
    出所 「信号システムの進歩と発展」(日本鉄道電気技術協会)

  • ディジタルATC[D-ATC]運転台モニタ
    出所 「信号システムの進歩と発展」(日本鉄道電気技術協会)

  • ディジタルATC[D-ATC]制御室
    出所 「信号システムの進歩と発展」(日本鉄道電気技術協会)