絶対停止信号が追加されたATS-SN形(ATS-Sn形) が開発され使用開始した。
その後、ATS-Sの機能の向上が図られ、ATS−SN形の機能に車上2点間速度照査機能(*1補注参照)を追加した。速度照査用の地上子周波数は、既存のATS機能に支障しない周波数としJR各社の相互乗入に配慮されている。
*1補注:地上側に設置された地上子2個1組の通過時間と車上側で有する標準時間と比較し、標準時間より短い時間で地上子2個を受信した場合、非常ブレーキとする
生産技術
ATS-ST,SW,SF,SS,SK
絶対停止信号に加え、車上タイマ方式の速度照査機能の追加
変周結果の判定処理のマイコン化が一部で行なわれる。
時代背景
「確認扱い」後、フリーになってしまうATS−S型の改良
記事
1990.12 ATS-ST JR東海 導入
1991.2 ATS-SW JR西日本 導入
1991.4 ATS-SF JR貨物 導入
1993.3 ATS-SS JR四国 導入
1994.4 ATS-SK JR九州 導入
・ATS-Sからの改良型を総称してATS-Sx型と呼称