1976年6月10日琴似〜白石間9.9kmが開業、4両編成の6000形電車(20編成)が登場し、日本で初となるATOによる自動運転による一人乗務の営業運転が開始された。(1990年頃以降は主導運転としている。)
続いて1977年3月には、路線長7.2kmの神戸市交通局西神線でATO運転が開始されている。
さらに、1981年に福岡市交通局空港線、1987年に仙台市交通局南北線でワンマン運転によるATO自動制御運転が開始されている。
生産技術
自動運転と運行管理システムを結合させた列車の群管理を行なっているのが特徴で、車上には2Kワードのミニコンを搭載し、制御は全てソフトウエアにより行なわれている。駅間運転では、運行管理システムから自動的に通信で指示されるF(早く)、N(普通)、S(遅く)運行パターンを受け、このパターンに追随して列車が自動制御される。また、駅の定位置停止は、駅近くに置いたATO地上子による地点情報で定位置停止用パターンにより自動的に定位置に停止する。