帝都高速度交通営団において社内信号機によるATCが初めて採用されたのが千代田線である。常磐線複々線化に際して、千代田線と相互直通運転を行う常磐(緩行)線綾瀬〜取手間29.7kmに対して同じ方式が採用され、1971年4月に使用開始された。このときのATC信号の変調方式として振幅変調(断続)が採用され、その後の国内のATCにおいてほぼ標準的に使用される先駆けとなった。(日本鉄道電気協会 信号概論ATS・ATC)
1971
常磐線 営団地下鉄相互乗入れ用 ATC-4型(営団 CS-ATC)
記事番号S160
帝都高速度交通営団において社内信号機によるATCが初めて採用されたのが千代田線である。常磐線複々線化に際して、千代田線と相互直通運転を行う常磐(緩行)線綾瀬〜取手間29.7kmに対して同じ方式が採用され、1971年4月に使用開始された。このときのATC信号の変調方式として振幅変調(断続)が採用され、その後の国内のATCにおいてほぼ標準的に使用される先駆けとなった。(日本鉄道電気協会 信号概論ATS・ATC)