1963

国鉄 車内警報装置をトランジスタ化

国鉄 車内警報装置S型

記事番号S100

国鉄が試験をしていたATS-C形の改良型で、真空管のかわりにトランジスタ化したもの。地上子形で、軌道電流形のB形と異なり、車上発振の電波が地上子と共振して、停止信号接近情報が地上から車上に伝えられる「変周式」。(Wikipedia)

生産技術

S形は、B形と同様に速度照査機能が無く、一旦確認作業をしてしまうと、それ以降は停止信号を通過しても非常ブレーキがかからない欠点がある。これは、私鉄向けの運輸省通達にある速度照査機能の必須義務付けと異なっていた。(Wikipedia)

  • S形自動列車停止装置 車上受信器
    出所 「日本信号のあゆみ」