2004

LRV用 超低床台車の開発

広島電鉄5100形用 MKD001,MKT001形台車

記事番号D430

2000年5月運輸省の呼びかけのもと、バリアフリーを目指したLRVの開発のため、2001年にメーカ8社が「超低床エルアールブイ台車技術研究組合」が設立され、3種の台車が試作された。そのうちのタイプBが、広島電鉄5100形低床式LRVに適用された。台車は、積層ゴム式コイルバネ台車で三菱重工が製作。車体を近車、電機品を東洋電機社が製作。

生産技術

モノモータ式2軸駆動台車を左右の車輪に分離独立させた駆動システムが特徴。
床面高さは、着席定員の増加などの関係で、360mm(扉部で330mm)と、シーメンス製コンビーノ(床面高さ標準300mm)より高い。