これまでの在来線での最高速度130km/hを160km/hに向上させた特急用の台車として1992年より走行試験が行われ、結果1995年に量産681系特急電車が完成した。台車WDT300形・WTR300形は、高速からのブレーキ性能を考慮して、車輪側面にブレーキディスクを用いた対向型油圧キャリパブレーキ方式を採用している。牽引装置は量産先行車のZリンク式から1本リンク式に変更され、付随台車の側ディスクから、軸マウントディスクと踏面直押ブレーキの併用方式に変更となり、また電動台車には踏面清掃装置が取付けられた。(鉄道車両と技術 N0.125 2006)