1981

国鉄通勤電車の空気ばね台車化

国鉄201系通勤電車用台車 DT46、TR231形台車

記事番号D340

201系試作車用として試作された台車は、乗心地の向上、保守の容易化が図られ、円筒案内軸箱支持方式、空気ばね車体直結式が採用されたが、量産車から検修設備への対応を考慮して車体支持装置は大径心皿方式のインダイレクトマウント式に変更された。
台車構造としては、軸箱支持装置はそれまでに多く使用されていたペデスタル式から円筒案内式になり、車軸軸受は密封型円筒コロ軸受になり保守の容易化が図られている。

  • 国鉄203系用 DT46形台車
    出所 「兵庫工場90年史」(川崎重工業(株))