1960年の東急7000系オールステンレスカーに、Budd社との技術提携でステンレス車体技術とともに導入したパイオニア??台車を日本向けにアレンジしたP??-701形台車が試作され採用されて以来、東急車輛のオールステンレスカーに広く採用されている。この台車は、台車枠が左右に分割されており、台車枠のねじりを許容できる構造、ディスクブレーキ付き、さらに軸ばねが無いなど斬新なデザインとなっている。(鉄道車両と技術 N0.124 2006)
記事
エコノミカル台車やパイオニア台車は、軸ばね無しの構造の台車は、軸箱と側梁との間にゴムを挟んでいる。このゴムの吸収力が不足すると、特に高速走行時にビビリ振動が大きくなるためゴムのばね定数の適正化が必要であり、徐々に一般的な軸ばねの有る構造に流れは戻っていった。(鉄道車両と技術 N0.124 2006)