TR14形やTR22形は、輸入台車の流れを汲んで釣合いばり式であった。これを球山形鋼の製鉄会社での生産中止の通告により設計変更を余儀なくされ、I形鋼を用いコイルばねを軸箱上に配置し、釣合いばりを廃止した。結果、ばね下重量が軽量化され、ひいては台車ピッチングの改善にも効果が出た。(鉄道車両と技術 N0.121 2006)
記事
私鉄では、釣合いばり式台車が主流のままであったため、戦前の台車は、国鉄は軸ばね式台車となり、国鉄と私鉄とは方式を2つに分けた。(鉄道車両と技術 N0.121 2006)
1928
国鉄 客車用TR23(1928年)、電車用TR25(1932年)
記事番号D080