1895

日本初の電気鉄道 路面電車用 単台車

京都電気鉄道 Brill21B形台車

記事番号D010

日本初の営業用電車である京都電気鉄道の開業時の電車もブリル製台車(21B)を主に使用していた。(Wikipedia)
電車は小型の路面電車で単台車。これは、1車体に一つの台車で2軸4輪で構成される。
構成:台車枠、1次バネ(軸箱−台車枠間)、2次バネ(台車枠−車体間)、台車端部に重ね板バネを持つ構造。(鉄道車両と技術 N0.121 2006p11)

記事

ブリル社
1868年、馬車鉄道用客車メーカーとしてジョン・ジョージ・ブリル(John George Brill )により創業。1900年代に鉄道車両メーカー数社を買収して事業規模を拡大し、路面電車車両およびインターアーバン用電車メーカーとしては米国最大の企業に成長した。
設備投資は必要であるが量産に適した型鍛造の技術に優れ、2軸単台車としては史上空前のベストセラーとなり世界中でデッドコピーされた「21E」など、同系台車を世界中に大量に供給したことで知られる。(Wikipedia)