1990

JR各社にユニットブレーキが採用

JR東日本E253系、JR西日本207系

記事番号C560

JR東日本E253系やJR西日本207系にユニットブレーキが採用されて、以降標準的に搭載されるようになった。(ナブコ70年史)

記事

従来、台車においてブレーキシリンダ、隙間調整器、テコリンク等がバラバラにぎ装されて隙間調整作業が車両保全作業の3K作業と言われていた。また、テコリンクの磨耗によってブレーキ効率の低下等が問題となっていた。そこでブレーキシリンダ、自動隙間調整器及びテコを一体化したトレッドブレーキユニットが開発され、これ以降の車両に標準的に搭載された。

  • JR東日本253系
    出所 (社)日本鉄道車輌工業会

  • JR西日本 207系
    出所 (社)日本鉄道車輌工業会

  • トレッドブレーキユニット
    出所 ナブコ70年史