1969

回生ブレーキ併用電気指令式が営業運転車両として初めて採用

東京急行電鉄8000系、万博モノレール

記事番号C340

回生ブレーキ併用電気指令式(デジタル指令)ブレーキ装置(主制御装置での電気演算で空制補足は切換電磁弁と補足用作用弛め電磁弁))が東急8000系に採用され、省エネルギー化が進んだ。(「わかりやすい電気指令式ブレーキ」(交友社)、ナブコ70年史)

生産技術

アルミ鋳造方式の貼り合せ形ブレーキ制御装置を納入

時代背景

世界初の界磁チョッパー装置の量産化が1969年に開始

記事

本装置は、発電抵抗ブレーキ併用電気指令式(デジタル指令)ブレーキ装置から発展して回生ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ装置で採用された切換電磁弁と補足用込め作用・弛め電磁弁による空制補足方式を取り入れたものであった。

  • 東急電鉄8000形
    東洋電機製造(株)

  • 回生ブレーキ併用電気指令式(デジタル指令)ブレーキ装置(空気演算方式)ツナギ図
    (社)日本鉄道車輌工業会