1960

国鉄が新幹線用ブレーキ装置の概要について方針決定

新幹線用ブレーキ装置

記事番号C290

??ブレーキ方式は電気(発電抵抗)ブレーキと空気ブレーキの併用で、電気(発電抵抗)ブレーキが失効した場合には自動的に空気ブレーキに切り換わること。
??ブレーキ減速度は、規定速度域に応じて各々定めてブレーキ率制御を行なうこと。
??ブレーキシリンダは小形化のため、油圧とし、空気圧を油圧に変換するブースター(増圧シリンダと呼んだ)をもうけること。
??在来線部品との互換性が必要ないので極力、ゴム幕板、Oリング、ゴム弁などを使用し、保守作業を容易化すること。(日本国有鉄道百年史、日本エヤーブレーキ(株)のの10年)