1958

国鉄で営業運転車両としてSEBD空気ブレーキ装置を初めて採用

東海道線ビジネス特急(151系こだま)

記事番号C270

東海道線ビジネス特急(151系こだま)にブレーキ率速度制御方式のSEBD空気ブレーキ装置が採用されを製造した。(日本国有鉄道百年史、三原製作所20年史)

時代背景

国鉄東海道線に動力分散方式のビジネス特急(151系こだま)運転開始(最高速度90km/h→110km/h)

記事

SEBD空気ブレーキ装置は、車両の高速化に対応して国鉄呼称SEDブレーキ装置に速度に対応してブレーキ率を自動的に増減するブレーキ率速度制御装置を搭載したものである。ブレーキ率は、制輪子やレール・車輪間の粘着係数を考慮してあらかじめ設定する。(出所:(公財)鉄道総合技術研究所 鉄道技術用語辞典)

  • 151系「こだま」
    出所 (株)交友社「100年の国鉄車両」